ザ・ローリング・ストーンズ展
連休の後半に差し掛かった令和2日目、前から気になっていたザ・ローリング・ストーンズ展を観に五反田TOCメッセまで来た。
前にあるロック展(特定のアーティストではなく)なるものを観にいったことがあったのだが、あまりの展示物のショボさに落胆をおぼえて帰った事があるので正直、この展示会もしばらく躊躇していた。連休で暇だったのとイチこちゃんがチケットを取ってくれたので、観に行く事にしたのだがこれが期待を遥かに上回る充実ぶりだった。しかも写真撮影は自由!!
上記2つの写真はストーンズがデビュー前に共同生活していたアパートの部屋の再現。キース曰く気持ち悪いほど細部まで同じとの事。めっちゃ汚い(笑)!
上記の2つは所々にある解説文(結構ガチで読んでたw)と楽器の展示。
上記2つの写真はアルバム展示とアンディ・ウォーホールによるミックのポートレート。
上記2つは衣装とストーンズロゴ。
この他で面白かったのはストーンズの曲を自分で好きにミックスでるコーナーがあったり(こんなの何時間でも遊んでられるw)、レコーディングスタジオ展示、映像コーナー(3箇所!?だったと思う)などあり3時間近く会場にいたのではないかと思う。途中まだあるの?と思ってしまったほどだ。何回か訪れる人がいるのも納得の内容だった。
こうしてみるといかに長い時間をストーンズは第一線でやってきてるかがわかる。これでも相当絞りに絞ってこの展示となっているのだろう。そして音楽業界という枠に収まらず、あらゆるアートやカルチャーを巻き込んでストーンズが活動しているんだという事に驚きも覚える。
そしてこの展覧会はニューヨークから始まり、各国を回ってアジアでは初となる日本での開催が今との事。会期は延長され6月5日までとなっている。ストーンズを舐めていた自分を恥じた。こんな凄い歴史を持ち70代半ばになる今も現役バリバリでスタジアムを満員にするバンドがそんな中途半端な見世物をやるはずがないんだ。
ストーンズが好きだけど展示会は別にという人や、ロックやブルースが好きだけどストーンズはあまり聴いていないという人がいたらこの展示会に行った方がいいと思う。会場で配られた新聞に甲本ヒロトのコメントがあった「ゴミばっか。だったとしても見てみたい。こいつらが輝いて見えたら、あなたはロックンロール狂」。あなたとロックンロールとの距離を測るいい機会になるかもしれないですよ。